マジで〜〜

この話にあたって家の仕事どころか場所さえもわかってしまう可能性大ですが、話したいと思います。
 家の仕事の一つに日焼けスタジオというものがあります。ここで一つ宣伝するとこんがり小麦色に焼けます。
この話はさておき、昨日の午前中に家に一本の電話が入りました。父が受話器を取っていつも通りの応対をすると、礼儀正しい声である人が日焼けマシンを使いたいのでよろしいだろうかという電話の内容だった。父は通常通りの応対をしていたが内心ではびっくりしていたと思う。まあとにかくそのお客さんはその日の午後、大勢の人を引き連れて家までやってきたのだ。
オレンジに染めた髪に、白とオレンジの縞々の服、白のハーパンに赤いスニーカー。背はそこまで高くないががっちりした体格は桜島がよく似合うと思った。丁寧な語り口でそのお客さんは「日焼け使わせて貰ってよろしいでしょうか」のようなことを訊いてきた。父はいつも通り「はい、いいですよ」と言って個室に案内する。玄関には5、6人のスタッフらしき人が中の様子を伺っていた。それから30分後、マシンから出てきたお客さんは焼けていた(と思う)。帰り儀は律儀に「ありがとうございました。また来たいと思います」と言って帰っていったらしい。もうわかった人もいるかもしれない。長渕剛ご本人である。その日はなんだか一日中興奮しぱなっしだった。でも私はそのときその場にいなかったのでとても歯がゆく感じているのです。ジャンプ