エイリアンvsプレデター

とうとう見てしまった。2大モンスターの激突!

 色々と設定に難があるお映画。なぜに南極にピラミッド?地球で儀式を行う意味は?しかもプレデターってなんてアホな・・・
 とにかく随所で笑わせるんだな、これは。南極なのに吐息は曇らないし、エイリアンかプレデターどっちに味方するかというずれた論点で、女は勝手に考察スタートさせてしまう。ビビリアイテムにペンギンちゃんを持ってくるところなんかホント監督のセンス疑っちゃうよ(笑)
 従来のエイリアンシリーズの中でも、一番に緊迫感のない作品であり、またプレデターが実はめっさ“いい人”になってるこれ。なんかプレデター朝青龍と被って見えた(朝青龍は良い力士だ)。
 病気持ちのおじいちゃんは労るし、勝手に付いてくる女には親切に武器を作ってあげるし。最後には困難を共に乗り切った女と熱い接吻を交わす雰囲気だったのに〜(惜)自分から仮面取っちゃあだめでしょう(憐)あれは意志の通じ合った彼女でもドン引きだよ。僕も本当、ドン引きだったよ。
 最後に出てくるプレデリアンのオチ(言ってしまった、でも普通に気付くから影響なし)、だから何なのよ!で片付けられるもんだ。こういうのを後に引かないオチというのだろう。