こんこん泡〜(番外編)犯罪因子をちょこっと

RESの中で、犯罪因子について少々述べるところがあったので、この際少し語ってみようかと、思います。まあ、そんな難しいことは書かないつもりですが(私のおつむと所持するデータでは語るに限度がありますので、)お付き合い下さいませ。


「犯罪因子」・・・という考え方があることは皆さんご存じだと思います。蛙の子は蛙。例えはちょっと違いますが、犯罪者の子供の犯罪率は一般に比べて遙かに高くなるという説です。また、犯罪を犯した人物が再び同じような犯罪に手を染める再犯率の高さから見ても、犯罪因子という論説は頷けるものがあるということです。特に猟奇殺人(快楽殺人)、性犯罪、窃盗類に関しては、遺伝的犯罪因子が深く関わってるとされています。
では、具体的に犯罪因子とはどのようなものなのか、という問い。一般には神経伝達物質セロトニンノルアドレナリンドーパミンの遺伝子的欠陥による不足などが、挙げられます。これらの神経伝達物質は直接、感情に訴えるものであり、欠乏の際は、情緒不安定、または鬱状態に陥るというものが一般的とされています。酷い場合には、「キレる」が発作的に起きたり、快楽行為にどっぷり嵌り込む「依存症」などを引き起こすそうで。性犯罪や快楽殺人などの場合、犯罪に伴う快楽行為を欲する傾向から「犯罪因子」の論証は確かなものであると最近では言われるようになりました。性犯罪者の更正を補助する一環として、神経伝達物質の発生を促す薬を処方するといったところもあるようです。
【問題提起】
仮に「犯罪因子」の存在が認知されたとしましょう。遺伝的構造上の欠陥。さて、あなたは「犯罪因子」という存在をどう扱おうと思いますか。
【主観的意見】
なぜこのような曖昧な尋ね方をしたのか。
理由は至って単純です。シチュエーションが立てられないから。もっと言えば、「犯罪因子」という存在を認知していても、人々はそれでも認めるわけがないから。
発見した「遺伝子構造上の欠陥」は、あるとは分かっているものの、人々はそれを自分では確かめようとせず、相手に求めようとする。それは相手側も同じであって、そこで膠着状態が起きる。存在はするものの手を付けられない厄介な代物。独裁政治の中で使うのならまだしも、今現在の自由主義の中では、例え強要されたとして絶対的に許されざること、クーデターものです。故に私の口からは何も言えないのです。総括してしまうと、あって無きがごとし。そういうものかと。
【反省点】
曖昧な質問と答えをしてしまった。この話題についてはもう少し考えてから、載せたかった。てか、モー娘。&こんこん関係ないな、本当。