本読みビーチ

【読了本】

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)」(西尾維新
久しぶりの主観的レビューであります。GWの合間は何もすることがなく、ただ寝GWを過ごしたぐうたらな私にとって、借本は格好の暇つぶしアイテムだった訳でございますが、その中でもかなり楽しめました作品の一つとして挙げますは、「いーちゃん」シリーズ第2作目の本巻でございます。
1作目で、たいへん微妙な印象(なんじゃそりゃ)を持った「いーちゃん」ではありましたが、本作でかなり「いーちゃん」好きになれました。まあ、推理物?密室物?トリック?などは粗々なんですけども、「戯言」は激しくお見事。「いっくん、あんた凄いキレてるよ。」って肩をポンと叩いて、はにかみたい衝動に駆られました(まるで潤さんだ!)。私の周りにこういう人がいたら、黙って付いていきたいタイプではあります。

後日感想
クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)」&「サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)」&「フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス)」&「失はれる物語