I・・・池袋ウエストゲートパーク(石田衣良)

池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)
小説家石田衣良の処女作であり、私個人としては最も好きな作品のひとつである「IWGP」。文章のセンスが抜群で、普段小説を読まないような人でもすらすら読める。出てくる登場人物がまたかっこ良い。主人公のマコトもそうだけれども、ラジオや和範までかっこよく見えてくる。話も小難しくなく、ページを捲る手が止まらない。これぞ若者のための小説。いや、誰でもはまる小説だ。(☆4.8/5.0)