小6同級生殺人事件

紺野あさ美

今朝のニュースの一面は、すべてこの事件だった。私は、昨日の夜にこの事件を知った。加害者にしても被害者にしても最悪な結果になってしまった。私は加害者の子はこれからどのように生きていくのだろうと思った。はっきり言って殺人とは、人の命と引き換えに自分の人生又は心に本当に重い鎖をつけることになる。加害者の子は、まずこの町には絶対戻って来る事はなく、どんなに今後の人生を勤勉に生きたとしても、まともな職業に就くことができない。結婚もお見合いは問題外、恋愛結婚をしても相手方の両親とは絶縁状態での結婚だろう。そしてこの鎖は子供にまで重く巻きついていくのである。殺人は本当に割に合わないなと思う。言ってみれば、殺す相手と心中するようなものである。私は殺人のニュースを見るたびに時々そう思う。